HOME > 学校からのお知らせ > 12/10 ①豊後絞り体験活動 ~12/10 18:30からОBSニュースで報道~

学校からのお知らせ

12/10 ①豊後絞り体験活動 ~12/10 18:30からОBSニュースで報道~
2020年12月10日

6年生は、豊後絞り体験活動をしました。

■12/10 18:30からОBSニュースで報道~

国東小学校6年では、年間70時間の総合的な学習の時間のテーマとして「大分の魅力を発信する」ことを設定し、探究的な学習を行っています。その中で、子どもたちは伝統的な藍染め技法である「豊後絞り」に注目し、豊後絞り作品を作成して掲示することで、テーマを達成できるのではないかと考えました。掲示場所として大分空に協力頂けることがきまり、また,作品制作の材料費を集めるためにクラウドファウンディングにも挑戦しているところです。今日は、具体的な豊後絞り技法を学ぶため、「豊後遊草会」の方に来校いただき、豊後絞りの技法について体験を交えた学習を行いました。

■完成した子どもたちの作品

 

・玖珠から講師が来られました。

 

■豊後絞りとは・・・・・

大分地方は「豊後紫草」(おおいた遺産)などの染料に恵まれ、木綿の産地として卓越した絞りの技術を発達させ、中世から近世にかけ、「豊後絞り」の名声をほしいままにした。現在の竹田市もまた木綿産地で、しかも染料となるアイの栽培が盛んで絞り染めが生まれ、大野川通船によって鶴崎に運ばれた。こうして鶴崎からそれが伝わった場所の一つが名古屋。そこは東海道の交通の要地であり、諸国の物産が集散する場所。このような海陸の要衝を経て「豊後絞り」は全国版となり、多くの愛好者を得て、浮世絵にまで登場するようになった。
 しかし、近代になると陰りが見え始める。職人技を駆使しての絞りは、化学染料を使った工場での大量生産の安価な布地に押され、明治期から次第に寂れ、技術を伝承する人も少なく、名前さえ忘れられてきた。
それを現代に復活させたのが安藤宏子さん(大分市出身)=2010(平成22)年 大分合同新聞文化賞受賞。愛知の大学で教えていた際、絞り技法のなかに「豊後」と称する物があるのを知って研究一筋、ついに伝統を復活させた。

・午前中は2組