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学校だより

6年生修学旅行
2014年10月10日

いのちの大切さを考え、平和を願う修学旅行にしよう!

9月26日(金)から2日間、野上小学校6年生(15名)は修学旅行で長崎に行ってきました。今年は春に運動会を行ったため、秋の修学旅行になりました。

これからはその旅の記録です。

 

◆早朝7時、学校で出発式を行った。台風が通り過ぎたあとのとてもよい天気でのスタートととなった。全員体調も良さそうなので安心した。子どもたちは見送りの保護者の方々とハイタッチをしてバスに乗り込んだ。

◆高速道も順調に走ることができ予定通りの時間に長崎に到着した。バスの中では、折り鶴を折ったりクイズを出したりして楽しんだ。後半はガイドさんの長崎の文化・歴史や原爆の話をしっかり聞いていた。受け答えがしっかりできますねとほめられた。

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◆最初に長崎原爆資料館を見学した。11時2分でとまった時計を目にして、これまでの学習を思い出し、心に刻むものがあったようだ。とけてくっついたガラスびん。沸とうして泡だった瓦。一瞬にして影が焼きついた木の階段。ガラスがつきささった服…原子爆弾の熱線と爆風のおそろしさをあらためて感じたようである。投下の時間にあわせて館内に流れたオルゴールの音を耳にしたのち資料館をあとにした。

◆お昼ご飯は中華料理をみんなでおいしくいただいた。午後は歩いて浦上天主堂に向かった。そこでは、爆風で吹き飛ばされ川底へ転落した鐘楼の残骸を見た。戦争の悲惨さが強く伝わり、子どもたちも息をのんで見つめていた。

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◆如己堂では、永井隆博士が過ごしたという広さ二畳の家を見た。事前学習はしていたものの、ここで親子3人暮らせたのか……と思うほどの狭さであった。記念館ではビデオを見てこれまで学習したことを映像を見て確認することができた。その後近くの山里小学校に向かい、博士が書いた著書の印税で建てられたという「あの子らの碑」を見た。

◆城山小学校では、語り部の森口さんの案内でフィールドワークを始めた。最初に見た防空壕はとても小さなものだった。女性や子どもたちが道具も使わず掘ったという。校庭では被爆から生き残った「カラスサンショウ」の木を見た。再び芽を吹き出したカラスサンショウをムクの木がしっかり支えていた。その姿は子どもたちの心をとらえていたようだ。少年平和像や嘉代子桜の前で、じっくり語る森口さんの話は子どもたちの心に響いたようだ。『戦争では、女性や子どもたちの命が大切にされなかった。』という言葉が忘れられない。嘉代子さんの紙芝居の場面では、目に涙を浮かべる子どもたちもいて、とても感動的な場面となった。今私たちにできることは……

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◆「水をのましてあげたかった」……のどの渇きを潤してくださいとわき出す「平和の泉」を見た。平和公園には各国からおくられた像がたくさんある。それらの像は子どもや女性をかたどったのものが多く、戦争によって傷ついた人々は立場の弱い人々だったことが理解できた。原爆投下中心地公園で、平和集会を行った。塔の前があいていたので正面でメッセージと読み折り鶴を歌うことができた。最後に全校で平和の祈りを込めておった千羽鶴をささげた。「とてもいい集会でしたね」とほめていただいた。そして、一人ひとりが堅い握手をして森口さんに別れを告げた。

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◆大浦天主堂の荘厳な雰囲気やステンドクラスに子どもたちは癒されたようだ。グラバー園も元気に登り切り、海を望む景色を楽しんだ。そのあとは家族へのお土産を求めて買い物を楽しんだ。

◆ホテルではおいしい夕食をいただき、一日のふり返りを行った。夜は広い部屋に集まってしばしのお楽しみ会がはじまった。修学旅行のよい思い出になることでしょう。夜もぐっすり眠れたようです。

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◆2日目は最初に長崎平和祈念像の前で全員で集合写真を撮った。朝一番だったので広場に誰もいなかった。吉野ヶ里遺跡では、濠や竪穴住居を見ることができた。古代人の生活のあとを自分の目で確かめたようだ。短い見学時間だったので、広い敷地を早足で駆け抜けた。まぶしいばかりの太陽にも照らされ、汗だくだくの見学になった。

◆最後の見学地三井グリーンランドは、子どもたちが一番楽しみにしていたところ。昼食をすましグループごとに目的の乗り物をめざした。午後には風が出てきて、少しは過ごしやすくなった。みんななかよく行動でき、短い時間だったけど大いに楽しめたようだ。バスに乗ったあとも、まだまだ元気で自分の乗った乗り物のことを嬉しそうには話していた。

◆高速道路にのりいよいよ学校に向かう。バスの中では前日に残していたクイズで楽しんでいたが、最後は疲れもでてきて静かになってきた。予定より10分早く学校に到着して解散の会を行った。それぞれの感想発表では、保護者の方々に修学旅行の様子を伝えることができた。

◆修学旅行のテーマ「いのちの大切さを考え、平和を願う修学旅行にしよう」という目標が達成できたのではなかろうか。お世話になった方々に素直な気持ちでお礼が言え、感謝の気持ちをあらわすことができた。たくさんの思い出をつくることができた修学旅行。この修学旅行を終えて、野上小6年生としてまたひとつ成長できたのではないだろうか。

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